ふらっと見つけたこだわりのバー

ふらっと見つけたこだわりのバー

バーに行くときはぼくはなるべく一人で行くようにしてる。っていうのは、マスターとかバーテンダーの人とコミュニケーションしたいからなんだけど、この前友人と二人で行ったときがすごい楽しくて何人かで行くのもいいなあって感じた。

 

ちょうど他に人がほとんどいない状況だったのもあるけど、色んな話してくれてさ。酒は好きだけどカクテルは特に初心者みたいなものだから、カクテルの名前の由来とかはすごい興味深かったなあ。けっこう印象的な名前が多いから、「そんな名前の酒あるんだ」っていう驚きと二重で楽しかった。
友人もけっこうノリのいい奴だから、「じゃああれは?」みたいなことぐいぐい聞いてて、たぶん僕一人だったらこんなに広がらなかったんじゃないかなあって。
想像だけど、他に客がいない状態で1対1よりはマスターも気を遣わないで済んだんじゃないかな?

 

ぼくは一つの場所に通って常連になりたいっていうよりは、色々な店に行ってみたいって気持ちの方が強いからよく飲み歩きをするんだけど、バーも開拓してみると面白いよ。マスターの趣味みたいなものが店づくりに結構表れててさ、この前行った飯田橋のバーは店内にテーブルサッカーが置いてあって、話聞いたらマスターがテーブルサッカーの全国大会出場者だとか…。
あとクラゲが好きだからって店内が水族館のクラゲコーナーみたいになってるバーもあったり、「ここの店主はこういう人間だ!」っていう主張が強い店が多いよね。

 

そういうのがあるときっかけに話しやすいし、一気にマスターとの距離が縮まったような気持ちになれるからぼくはユニークな店って好きだなあ。飯田橋のバーでも久々に見たテーブルサッカーにちょっと興奮して、マスターに一戦申し込んでみた。男、白井一成。若者に負けるか!って意気込んだけどさすがに全国大会出場者…。完敗だった( ´Д` )

 

初めて会った客同士のコミュニケーションツールにもなってて、「客同士でも仲良く楽しんでほしい」っていうマスターの想いが感じられたよ。